LA Art show 2026

SH GALLERYは、米国・ロサンゼルスにて開催される「LA Art show 2026」に参加いたします。
SH GALLERY will participate in LA Art show 2026 in Los Angeles, USA..
January 7-11, 2026
LA Convention Center
SH GALLERY ( Booth 912)
Artists
Backside works.
Erika Naka
Ryo Koizumi
Youngwook Choi
January 7, 2026
VIP NIGHT
18:00–22:00
January 8, 2026
12:00–20:00
January 9, 2026
12:00–20:00
January 10, 2026
11:00–20:00
January 11, 2026
11:00–18:00
Artists

Backside works.
Backside works.は、顔も本名も性別も年齢も明かさず活動する、福岡出身の作家である。
「ミックス・サブカルチャー・アート(mixed subculture art)」を自称し、ペインティング、スプレー、シルクスクリーン、ジークレー、ステッカーなど多彩な技法を駆使して、想像の中の「ヒロイン」をキャンバスに生み出す。彼の作品は、日本のオタク文化やストリート文化への深い敬愛を背景に、アニメーションや漫画、グラフィティアートを融合させている。ただ「かわいい女の子」を描くのではなく、観る人を「主人公」とし、その物語を共に紡ぐ存在としてヒロインを描写するのが特徴である。また、リーバイス、コンバース、週刊少年ジャンプ、サンリオなど数多くのブランドとのコラボレーションも手がけており、その活動領域はアートシーンにとどまらず幅広い文化へと広がっている。

Erika Naka
仲は現代に存在している断片的な記号を視覚的な要素として絵画空間に落とし込み、抽象的な意味を可視化させた図形を再構築している。絵具を支持体に厚塗りにのせて描くと、絵具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、自分と支持体の間に“ズレ”が生まれ、思い通りにならないそのズレにこそ、魅力を感じている。
若手アーティストとして、絵画の可能性を探求し続け、伝統的な絵画形式を打ち破り、「瞬間性」と「偶然性」を直接的に表現し、主体性を排した画面の絵具の厚さや積み重ねられたグラデーション、柔らかくクリーミーな質感は強い視覚的なインパクトを与えるだけでなく、無限なる好奇心と想像を掻き立てている。

Ryo Koizumi
小泉遼は福島県を拠点に活動し、禅、円相、後光のような東洋的な思想を⻄洋的な要素である油彩で表現し、東洋的美学と現代的表現が調和した独特な魅力を披露する作家である。意識と無意識の狭間で生まれる模様や色彩の積み重ねを通じて、絵画が自己を投影する「窓」となることを探求している。2019年より制作を続ける「enso」シリーズは、禅の書に見られる円相や曼荼羅、枯山水の砂紋など、東洋的な思想を基盤としている。「Halo」シリーズでは、⻄洋絵画の伝統的な技法であるグレージングを駆使し、透明度の高い油絵具を何層にも重ねことで、奥行きのある色彩を生み出した。それにより、図と地の境界が曖昧になり、反復される模様の一つ一つに微妙な差異が生まれ、そこに人の存在の痕跡すらも表現しようとする。「私は何度も絵具を積み上げます。規則性と偶発性、色彩の要素を通じて光を絵画に閉じ込めます」と語る小泉は、規則的な反復と偶然性の中で光の神秘的な動きを描き出し、観客に無限の秩序と驚異を感じさせる。

Youngwook Choi
チェ・ヨンウクの絵画は、韓国の美的伝統と結びついていると同時に、20世紀の西洋美術の伝統の中で生まれた近代美術の発展によって形作られたイメージ表現とも関わっている。特にこの20年間、韓国を代表する単色画のスタイルであり、韓国現代美術の最も影響力のある潮流のひとつである淡彩画の影響を検証することは、崔の作品の特徴を理解する上で重要である。月の壺が伝えるイメージは、インスピレーションと洞察力を呼び起こす。だからこそ、チェ・ヨンウクの月の壺を描いたシリーズはデビュー以来、観客を魅了し続けている。この虜になる感覚は、現代絵画が呼び起こすことのできる力強い経験を反映している。しかし、そのように解釈しても、月の瓶のイメージが伝える独特のスリルや微妙な崇高感を完全に表現することは難しい。
会場 Venue
Los Angeles Convention Center – West Hall
1201 South Figueroa Street
Los Angeles, CA 90015