「モチーフについて」
今目の前にある物事を日記のように切り取り、絵画に落とし込む。
目まぐるしく新しい流行、建物、技術、表現方法が誕生している今、その一方で衰退していく、無くなっていく物事も誕生する。
今目の前に当たり前にある物事は、いつの日にか当たり前では無くなる。
失ってからその物事の価値に気づく場合もあるだろうし、はたまた完全に忘れ去られてしまうかもしれない。
数十年後、数百年後、「今」を切り取った自分の作品はどういう見え方の変化をしているのか。
この作品のシリーズは日記であり、実験でもある。