仲 衿香
Erika Naka

profile

1994 長野県小諸市生まれ
2019 東京造形大学 卒業

2017年 ワンダーシード入選
2018年 CAF白石正美賞

 

展示歴

2020年 artTNZ アートフェア SH ART PROJECTAFT Art Hunting SH ART PROJECTBackside Works. & 仲 衿香 SH ART PROJECT
2019年 「現在地」SH ART PROJECT 個展「Melt」Test Flight 個展「Nothing seek, nothing find」ARTDYNE グループ展「Change」Alt Medium グループ展東京アートフェア2019 SH ART PROJECT
2018年 「CHU CHU SHOW 2018」中和ギャラリー グループ展
2017年 「CUBE」TURNER GALLERY グループ展

 

断片的なロゴや自然風景、身近な日常生活の事物などを視覚的な要素として絵画空間に落とし込み、抽象的な意味を可視化させた図形を再構築している。「絵具を支持体に厚塗りにのせて描くと、絵具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、 自分と支持体の間にズレが生じる。 思い通りにならないそのズレにこそ、 魅力があると考えている。

若手アーティストとして、絵画の可能性を探求し続け、伝統的な絵画形式 を打ち破り、「瞬間性」と「偶然性」を直接的に表現した。主体性を排した画面の、絵具の厚さや積み重ねられたクグラデーション、柔らかくクリーミーな 質感は強い視覚的なインパクトを与えるだけでなく、無限なる好奇心と想像 を掻き立てる。モチーフは背景からに じみ出ているか呑み込まれるかのように膨張し続ける。「いま目の前に当たり前にある物事は、いつの日にか当たり前ではなくなる。失ってから物事の価値に気づく場合もあるだろうし、はたまた完全に忘れ去られてしまうかもしれない」と言う仲は目の前にある物事を日記のように切り取り描く。多元化する日本社会において、仲の作品は非常に個性的で、 彫刻作品のような質感も感じられる。

by 仲 衿香 

「手法について」

絵の具を支持体に厚塗りにのせて描く。
厚塗りにすると、絵の具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、自分と支持体の間に“ズレ”が生まれる。
思い通りにならないその“ズレ”にこそ魅力があるのではないかと考えている。

「モチーフについて」

今目の前にある物事を日記のように切り取り、絵画に落とし込む。

目まぐるしく新しい流行、建物、技術、表現方法が誕生している今、その一方で衰退していく、無くなっていく物事も誕生する。
今目の前に当たり前にある物事は、いつの日にか当たり前では無くなる。
失ってからその物事の価値に気づく場合もあるだろうし、はたまた完全に忘れ去られてしまうかもしれない。

数十年後、数百年後、「今」を切り取った自分の作品はどういう見え方の変化をしているのか。
この作品のシリーズは日記であり、実験でもある。