FOCUS LONDON 2025
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SH GALLERYは、英国・ロンドンにて開催される「FOCUS ART FAIR 2025」に参加いたします。
SH GALLERY will participate in FOCUS ART FAIR 2025 in London, United Kingdom.
October 16-19, 2025
Saatchi Gallery
SH GALLERY ( Booth : G8.1 / 1F )
Artists
Erika Naka
Ryo Koizumi
ABANG
Teiji Hayama
Mr Doodle
October 16, 2025
VIP NIGHT
18:00-20:30
October 17, 2025
12:00-20:30
October 18, 2025
11:00-18:00
October 19, 2025
11:00-17:00
We will provide an artwork list in advance to those who inquire.
FOCUS 2025にて発表する作品リストは、ご希望の方に先行して
ご案内しております。ぜひお問い合わせください。
A limited number of tickets are available upon request.
Please reach out if you’d like to attend.
ご希望のお客様には、チケットをご用意しております。
※枚数に限りがございますので、ご来場をご希望の方は
お早めにお問い合わせください。
Exhibiting Artists

Ryo Koizumi
小泉遼は福島県を拠点に活動し、禅、円相、後光のような東洋的な思想を⻄洋的な要素である油彩で表現し、東洋的美学と現代的表現が調和した独特な魅力を披露する作家である。意識と無意識の狭間で生まれる模様や色彩の積み重ねを通じて、絵画が自己を投影する「窓」となることを探求している。2019年より制作を続ける「enso」シリーズは、禅の書に見られる円相や曼荼羅、枯山水の砂紋など、東洋的な思想を基盤としている。「Halo」シリーズでは、⻄洋絵画の伝統的な技法であるグレージングを駆使し、透明度の高い油絵具を何層にも重ねことで、奥行きのある色彩を生み出した。それにより、図と地の境界が曖昧になり、反復される模様の一つ一つに微妙な差異が生まれ、そこに人の存在の痕跡すらも表現しようとする。「私は何度も絵具を積み上げます。規則性と偶発性、色彩の要素を通じて光を絵画に閉じ込めます」と語る小泉は、規則的な反復と偶然性の中で光の神秘的な動きを描き出し、観客に無限の秩序と驚異を感じさせる。

Erika Naka
仲は現代に存在している断片的な記号を視覚的な要素として絵画空間に落とし込み、抽象的な意味を可視化させた図形を再構築している。絵具を支持体に厚塗りにのせて描くと、絵具が自分の予想を超えた動きをする瞬間があり、自分と支持体の間に“ズレ”が生まれ、思い通りにならないそのズレにこそ、魅力を感じている。
若手アーティストとして、絵画の可能性を探求し続け、伝統的な絵画形式を打ち破り、「瞬間性」と「偶然性」を直接的に表現し、主体性を排した画面の絵具の厚さや積み重ねられたグラデーション、柔らかくクリーミーな質感は強い視覚的なインパクトを与えるだけでなく、無限なる好奇心と想像を掻き立てている。

Teiji Hayama
ロンドンのセントラル・セント・マーチンズで学び、現在はスイスを拠点に活動する葉山は、急速に変容する時代における人間の内的風景を鋭く映し出す。彼の作品は、個のアイデンティティの断片化やデジタル環境に伴う過剰な刺激をテーマに、倦怠や風刺を帯びた人物像を描き出すことで、現代社会に横たわる不安と孤立を視覚化している。
幾何学的に分割された形象や、分断されたかのような人物の姿は、SNSによって加速する自己表象の疲弊を象徴し、ポートレートを単なる肖像以上のものへと昇華させる。葉山にとってそれは、私たちが抱える焦燥、執着、孤立を刻み込む記録である。
文化的背景を自在に横断する視覚言語を用いながら、葉山は地理的境界を超えて、現代を生きる私たちが直面する普遍的な問いに迫る。彼の絵画は、目まぐるしい変化の只中で私たちが見失いつつあるもの、そして忘れてはならないものへの鋭い洞察を提示している。

ABANG
東ABANGの作品は、自由と官能の芸術表現を探求する個人的な欲望と願望から始まる。自由な生活は、既存の慣習に挑戦し、「なぜこれが当たり前なのか?」という問いを投げかけることで生まれる。
鮮やかな色彩、失敗や未完成の痕跡を分解して再構築するコラージュ、壊れた石膏像を再解釈するプロジェクトなどを通して、彼女は 「全体性だけが価値ではない」、「何事も当たり前であってはならない 」といったメッセージを伝えている。彼女は、見慣れた場所や風景を見慣れない方法で体験するよう鑑賞者を誘い、身の回りのあらゆるものが想定された普通であることに疑問を抱かせる。

Mr Doodle
Mr Doodleの作品は想像力と創造力に満ち、無限のパターンと複雑なディテールに溢れている。彼は、アクリル絵の具で塗りつぶしたマーカーを使って、空間を埋め尽くすような絡み合いや螺旋状の線を描く。
さまざまな道具や要素を組み合わせることで、動物、植物、人物、建物などをモチーフにした作品を完成させる。これらの作品は、公共スペースやビルのファサード、展示会などでよく見られる。
Mr.Doodleの作品は空間にエネルギーをもたらし、見る人に楽しみと創造的なインスピレーションを与える。
彼はソーシャルメディアを通じて創作過程を共有し、多くのフォロワーが彼のアートへの情熱を見守り、共有することを可能にしている。このように、Mr.Doodleはソーシャルメディア主導の時代にぴったりのアーティストである。
世界的に有名なアーティストであるMr.Doodleは、数々の展覧会やコラボレーションを通じて作品を紹介している。その活気に満ちたダイナミックでユニークな作風は多くのファンを獲得し、彼の作品はコレクターの間で高い人気を誇っている。
In observance of our participation in FOCUS 2025, the gallery will be closed from October 10 through October 21
FOCUS 2025 出展に伴い、当ギャラリーは2025年10月10日より10月21日まで休廊とさせていただきます。10月22日より通常営業を再開いたします。